物事の外側を表す言葉には「対外的」や「外面」があります。
この記事では、「対外的」と「外面」の違いを分かりやすく説明していきます。
「対外的」とは?
「対外的」とは物事の外側や外部、外国などに対することを表す時に使う言葉です。
「対外的」は物事の外側に対することを示す意味があり、内部のものに対比されることも多くあります。
「対外的」は仕事の場面でも使うことが可能です。
「対外的」の反対語は「対内的」であり、こちらは物事の内側や内部、国内に対することを表す時に使う言葉です。
「外面」とは?
「外面」は「がいめん」や「げめん」、「そとづら」と読む言葉であり、外部の表面や物事の外側の部分、他人に対して見せる態度や顔つきなどを表す意味があります。
「外面(そとづら)」と読む場合には特に余所行きの応対や態度を示す時に使うのが特徴です。
「外面」の反対語は「内面(ないめん)」や「内面(うちづら)」があり、この2つはそれぞれの読み方に対応した意味で使われています。
「内面(うちづら)」は家族や親しい間柄の人に対する態度や顔つきを表す言葉です。
「対外的」と「外面」の違い
「対外的」は物事の外部や外国に対することを表す時に使う形容詞です。
「外面」は外部の表面や他人に対して見せる態度や顔つきを表す名詞です。
「対外的」は国外に向けているという意味があり、ニュースや政策で使われています。
「対外的」の例文
・『貿易に関する対外的な交渉は中々難航しており、まだまだ不況は長引きそうだ』
・『対外的なアピールが功を奏したらしく、選挙における彼にイメージはとてもよくなった』
「外面」の例文
・『プラモデルの外面を綺麗に磨いています』
・『その女性は外面だけはいいと言われており、性格は悪いとの噂があります』
まとめ
「対外的」や「外面」は物事の外側を表す時に使う言葉です。
「対外的」は国外の政策や活動などにも使われています。