昭和の子供達にとって、最大の衝撃はファミコンの登場でした。
それまでゲームセンターでお金を入れなければできなかったテレビゲームが自宅で際限なくできるというのは天国とも言えるものでした。
しかし、初期はみんながモテるようなものではなかったため、持っている人のうちにみんなで遊びに行って「代り代り」に遊んだものです。
それでは、この「代り代り」とはどういう意味でしょうか。
また、「交代」とは、どう違うのでしょうか。
この記事では、「代り代り」と「交代」の違いを分かりやすく説明していきます。
「代り代り」とは?
「代り代り」とは、同じことを「代わる代わる」や「代わり代わり」のように表記することもある言葉で、一般的には、何かを順番に交代しながら行うことを意味するものです。
「交代」とは?
「交代」とは、「こうたい」と読み、何かを行うことを誰かと代わるということを表す言葉です。
一般的には、同じことを別の人が代わって行います。
「代り代り」と「交代」の違い
「代り代り」と「交代」の違いを、分かりやすく解説します。
この2つは、「交代しながら行う」という意味で使われるという部分では同じですが、どこに違いがあるのでしょうか。
この2つの違いを最も簡単に説明するなら、 「代り代り」は、同じことを別の人が行うということを繰り返すという意味があるのに対して、「交代」はただ「代わる」こと自体を意味するものであるということになります。
したがって、「何度か交代しながら同じ作業を複数の人で行うことを代り代りという」という内容で表しています。
そのことから考えれば「代り代り」と「交代交代」が同じ意味ということになるでしょう。
「代り代り」の例文
・『小さい頃は代りがわりにブランコに乗って遊んだものです』
・『楽しいことは一人じめしないで代りがわりやりましょう』
「交代」の例文
・『この作業は私が交代します』
・『同じゲームを交代交代やりました』
まとめ
この記事では、「代り代り」と「交代」の違いを、解説してきました。
序文でも述べたように、これらの言葉は私たちの身近にあります。
この機会にこれらの正しい使い方を勉強しておきましょう。