「役に立つ」と「便利」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「役に立つ」と「便利」の違いとは?違い

駅の近くにある100円均一のショップに行くと、たくさんのものが置いてあります。

その中には、普段は感じることがないそこはかとない「役にたつ」という文句に魅了されて、思わず買ってしまうものが少なくありません。

それでは、この「役に立つ」とはどういう意味でしょうか。

また、「便利」とは、どう違うのでしょうか。

この記事では、「役に立つ」「便利」の違いを分かりやすく説明していきます。

「役に立つ」とは?

「役に立つ」とは、文字通り、それが何かの役にたつということを表す言葉です。

ここでの「役」とは、「役目」という熟語に使われているように、任務という意味なので、「役に立つ」とは、自分の任務にちょうどいいという意味になります。


「便利」とは?

「便利」とは、文字通り、使って便利と思うような状態のことを表す言葉です。

一般的には役にたつ、あるいは何かにとって都合がいいということを意味しています。


「役に立つ」と「便利」の違い

「役に立つ」「便利」の違いを、分かりやすく解説します。

この2つは、何らかの役にたつという意味を含んでいるという部分では同じですが、どこに違いがあるのでしょうか。

この2つの違いを最も簡単に説明するなら、明確に何かの役にたつという状態が「役に立つ」であり、役にたつということも含めて、使えると感じられる状態のことが「便利」ということになります。

「役に立つ」の例文

・『どうせ、結婚のお祝いにするなら日常生活の役に立つものにしましょう』
・『この言葉は敬語として非常に役に立ちます』

「便利」の例文

・『100均の便利グッズは役に立つものが多いです』
・『小さな靴べらを携帯していると、外で靴を脱ぎ履きするときに便利です』

まとめ

この記事では、「役に立つ」「便利」の違いを、解説してきました。

序文でも述べたように、これらの言葉は私たちの身近にあります。

この機会にこれらの正しい使い方を勉強しておきましょう。

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