結婚式などのスピーチでしか使われないような言い方は、「三つの袋」以外にも、四文字熟語が実はたくさん存在します。
その中で比較的使いやすいのが「外柔内剛」というものです。
それでは、この「外柔内剛」とはどういう意味でしょうか。
また、「内柔外剛」とは、どう違うのでしょうか。
この記事では、「外柔内剛」と「内柔外剛」の違いを分かりやすく説明していきます。
「外柔内剛」とは?
「外柔内剛」とは、「がいじゅうないごう」と読み、その文字の通り「外は柔らかくて、内側は強い」という意味で使われる言葉です。
「内柔外剛」とは?
「内柔外剛」とは、「ないじゅうがいごう」と読み、その文字の表す通り「内部は柔らかいが、外は強い」という意味で使われる言葉です。
「外柔内剛」と「内柔外剛」の違い
「外柔内剛」と「内柔外剛」の違いを、分かりやすく解説します。
この2つは、外側と内側が違うということを表す言葉という部分では同じですが、どこに違いがあるのでしょうか。
この2つの違いを最も簡単に説明するなら、すでに説明した通り、外側に強さが現れているのが「内柔外剛」であり、全く逆に外側に優しさが現れているのが「外柔内剛」ということになります。
どちらが良いかは一概には言えませんが、「本当は強い精神を持っているんですよ」ということが言いたいなら「外柔内剛」がよく、「外見がゴツいが本当は優しいんですよ」と言いたい場合には「内柔外剛」が良いということになります。
「外柔内剛」の例文
・『あの人は、見た目は優男ですが、実際には強い精神を持った「外柔内剛」の人です』
「内柔外剛」の例文
・『あの人は、見た目は喧嘩が強そうですが、本当は虫も退治できない「内柔外剛」です』
まとめ
この記事では、「外柔内剛」と「内柔外剛」の違いを、解説してきました。
序文でも述べたように、これらの言葉は私たちの身近にあります。
この機会にこれらの正しい使い方を勉強しておきましょう。