この記事では、「負けず嫌い」と「ストイック」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「負けず嫌い」とは?
人よりも負けたくないと前向きに物事に取り掛かる人を「負けず嫌い」【まけずぎらい】といいます。
先輩であっても自分の方が先に認められたい、甲子園に出たいと練習に没頭して良い結果を出すのです。
「人よりも負けず嫌いだ」と自分がいかに負けたくないと考えて活動する人の長所を伝えるときにも使います。
このように、いかに自分が負けん気が強い性格であるか、そこが良さであると伝える言葉です。
「ストイック」とは?
一度決めたことは最後まで気合を入れて行なう人を「ストイック」と呼びます。
筋肉を鍛えるため毎日ジムへ通ったり、何時間も鍛えて続けるのが当たり前と考えて集中して体を動かすのです。
いくら仕事が忙しくても帰りにジムへ行き、筋肉が衰えないように毎日しっかり鍛えるため事前に予定表を立てておき、そのスケジュールに合わせて真面目に動くわけです。
「負けず嫌い」と「ストイック」の違い
ここでは「負けず嫌い」と「ストイック」の違いを、分かりやすく解説します。
絶対に負けたくないと思う気持ちが強い人を「負けず嫌い」といいます。
周囲から負けて馬鹿にされるのを嫌がる人であるため、試合でも絶対に勝つと誰よりも動くのです。
また、上司に認められたいと考えるあまり、先輩社員をも蹴落とすように手柄を立てます。
もう一方の「ストイック」は、自分を鍛えるためあえて高いノルマを立てて筋肉を鍛えたり、作業する人を指す言葉です。
「負けず嫌い」の例文
・『負けず嫌いな娘は、男子にもぶつかっていく逞しさがある』
・『12歳の息子は負けず嫌いで、大人でも試合を挑む勇気がある』
「ストイック」の例文
・『ストイックな人は家に本格的なジム用品を揃えている』
・『ストイックな姉は仕事に穴を空けず、残業もすべて片付ける』
まとめ
自分は絶対に負けないという気持ちが強い人を指す言葉をご紹介しました。
どのような相手に対して使うかに目を向けて、使いこなしてみましょう。
