「講座」と「講義」の違いとは?分かりやすく解釈

「講座」と「講義」の違いとは?違い

この記事では、「講座」「講義」の違いを分かりやすく説明していきます。

「講座」とは?

講座は、こうざと読むのが正解な言葉です。

漢字で書かれたこの言葉を見れば理解可能な事でしょうが、こうずるや述べる等の意味を持っている講の漢字に、1つの目的で集まっている場やすわる位置等の意味を有する座の漢字を付け足す事によって成立した言葉となっています。

だからこそ講座は、大学で行われている授業を真似る形で行われる放送番組とか講習会を表すのです。


「講座」の言葉の使い方

講座は、大学で行われる授業を真似る形で実施される講習会といった意味の言葉として使われています。

他には大学や大学院で置かれている、研究や教育を行うための組織を表現する言葉としても、この講座は利用されているのです。


「講義」とは?

講義は、こうぎと読むべき言葉となっています。

漢字で記載されたこの言葉を目にすれば一目瞭然な事ですが、説き明かすや習う等の意味の講の漢字に、意味とか主旨を表現する義の漢字を組み合わせる事で完成した言葉です。

以上の事から講義は、大学の授業や、学問の方法とか成果等を分かり易く解説する事といった意味を示します。

「講義」の言葉の使い方

講義は、大学の授業を指し示す言葉として用いられる事が多く見られるのです。

他にも、学問の成果や研究内容に関して、説き明かすといった意味の言葉としても、使用されています。

「講座」と「講義」の違い

講座と講義の漢字表記を比較すると、直ぐに2文字目の漢字が座と義という違いがある事に気付けるものです。

所が最初の漢字は同じ講であり、表現する意味にも似ている部分があるため、混同する恐れは十分に有り得ます。

とはいえ講座は、大学の授業である講義を真似た講習会や放送番組を表すのです。

一方の講義は、大学の授業をそのまま示す言葉となっています。

まとめ

2つの言葉には共通する漢字がある上に、示す意味にも似ている所があるのです。

ですが講義は、大学の授業を意味する言葉であるのに対し、講座はそんな大学の授業に似せた放送番組とか講習会を意味します。

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