「荒井由美」と「松任谷由美」の違いとは?分かりやすく解釈

「荒井由美」と「松任谷由美」の違いとは?違い

1989年に大ヒットした映画「魔女の宅急便」の主題歌として有名になった「やさしさに包まれたなら」という曲ですが、もともとは「荒井由美」が1974年にリリースした曲です。

それでは、この「荒井由美」とはどういう意味でしょうか。

また、「松任谷由美」とは、どう違うのでしょうか。

この記事では、「荒井由美」「松任谷由美」の違いを分かりやすく説明していきます。

「荒井由美」とは?

「荒井由美」とは、1971年に「返事はいらない」というシングルでデビューしたシンガーソングライターで「ユーミン」の愛称で知られていました。

ファーストアルバムの「ひこうき雲」には、前述の「やさしさに包まれたなら」以外にも「返事はいらない」「ベルベット・イースター」などすぐれた曲が揃っていました。

その後「MISSLIM」「COBALT HOUR」という強力なアルバムを出し続け、結婚前夜の意味を持つ「14番目の月」「荒井由美」というアーティストの最後のアルバムになりました。


「松任谷由美」とは?

「松任谷由美」とは、前述の「荒井由美」が結婚したのを契機に芸名も変更したものです。

1978年にリリースした「孔雀」からこの名前に変更し、その後30枚以上のアルバムをリリースしています。

そのほかには「呉田軽穂」というペンネームで松田聖子をはじめとして様々なアーティストに曲を提供しています。

なお「松任谷」「まつとうや」であり、「まっとうや」ではありません。


「荒井由美」と「松任谷由美」の違い

「荒井由美」「松任谷由美」の違いを、分かりやすく解説します。

この2つの名前は、結局は同じ人のことです。

違いと言えば「荒井由美」がキーボードプレーヤーで編曲家の「松任谷正隆」と結婚して「松任谷由美」になったことで、それ以降にリリースした曲のクレジットが「松任谷由美」に変えられています。

つまり、「松任谷由実」の旧姓が「荒井」なのです。

ただ、当時もそうですが、アーティストとして有名なった人は結婚しても名前を変えない人が多いので、このような例は珍しいものでした。

まとめ

この記事では、「荒井由美」「松任谷由美」の違いを、解説してきました。

デビューしてすでに 50年以上経っていますが、今でも多くの人たちに届く曲と歌を作り続けているユーミンというアーティストは日本の宝と言えるでしょう。

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