この記事では、「金髪」と「ブロンド」の違いを分かりやすく説明していきます。
「金髪」とは?
金髪とは、金色を帯びた体毛のことをいいます。
髪の毛の色を表すことが多いですが、髪の毛以外の体の毛を指すこともあります。
金髪は北欧やロシア、イギリスなどヨーロッパに多い髪の色ですが、中東などの地域でも見られます。
髪の色を決める色素にはユーメラミンとフェオメラニンの2種類がありますが、どちらの色素も少ない場合に金髪になります。
フェオメラニンが多いと赤毛になり、両方の色素が多いと黒色になるのです。
また、カラーリング剤などを使って金色に染めた髪の毛のことを金髪と呼ぶこともあります。
「ブロンド」とは?
ブロンドとは金髪のことで、英語のblondをそのまま日本語読みした言葉になります。
また、金髪を持つ女性のことをブロンドと呼んだりもします。
ブロンドは元々、明るい黄色を指す言葉でした。
それが金髪を表す言葉として定着したのです。
また、ブロンドは色名として使われることもあり、JIS規格ではやわらかい黄色のことをいいます。
ブロンドにも色々な種類があり、プラチナブロンドやストロベリーブロンド、サンディブロンド、ゴールデンブロンドなどが挙げられます。
プラチナブロンドは白っぽい色をしたブロンドで、ストロベリーブロンドは赤みがかった明るい色のブロンドを表しています。
サンディブロンドは砂のような色合いのブロンドで、ゴールデンブロンドは金属のような光沢があるブロンドのことをいいます。
「金髪」と「ブロンド」の違い
金髪とブロンドは、どちらも金色を帯びた髪の毛のことを表しています。
そのため同じものなので、違いは特にありません。
ただし、金髪は髪の毛の色を表していますが、ブロンドというと金髪を持つ女性のことを表す場合もあります。
まとめ
金髪とブロンドはどちらも金色を帯びた髪の毛をいうので、意味に違いはありません。