この記事では、「空」と「空っぽ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「空」とは?
「空(から)」とは、「中に何もないこと」、「何も持ってないこと」、「正味(しょうみ)のないこと」、「真実のないこと」などの意味があります。
漢字の「空」は、音読みで「クウ」、訓読みで「から」、「そら」、「あ(く)」、「あ(ける)、「あな」、「うろ」、「うつ(ろ)」、「うつ(ける)」、「す(く)」、「むな(しい)」の読み方があります。
「空っぽ」とは?
「空(から)っぽ」とは、「中に何も入ってないこと」、「中身がないこと」、「内面がないこと」などを表しています。
「空っぽ」と似た意味を持つ言葉としては、「がらんどう」、「もぬけの殻」、「うつろ」、「虚しさ」、「空虚」、「ひとけがない」、「喪失感」、「中空」、「エンプティー」などが挙げられます。
また、「空っぽ」は英語で「empty」、「vacant」、「hollow」などと表記します。
「空」と「空っぽ」の違い
「空」と「空っぽ」の違いを、分かりやすく解説します。
「空(から)」と「空っぽ」はどちらも、「中に何もないこと」を意味しています。
さらに、「空っぽ」は「空」のくだけた言葉です。
また、「空っぽ」は「空」を強めた表現になります。
「空」と「空っぽ」には、これらのような違いが見られます。
「空」の例文
・『空の箱にシーズンオフの洋服をしまう』
・『その中は空で、何も入っていません』
「空っぽ」の例文
・『我が家で賑やかに営巣していたツバメが巣立ち、しばらく心が空っぽの状態になった』
・『夜遅く帰宅して、冷蔵庫を見たら空っぽだったので、近くのコンビニまで買い物に行った』
まとめ
今回は「空(から)」と「空っぽ」の意味や違いなどについてご紹介してきました。
「空」と「空っぽ」、それぞれの言葉の意味や違いを知ることで、より適切に使えるようになるでしょう。