「一同」と「一堂」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「一同」と「一堂」の違いとは?違い

「一同」「一堂」は同じ読み方の言葉ですが、意味が違います。

この記事では、「一同」「一堂」の違いを分かりやすく説明していきます。

「一同」とは?

「一同」とは特定の場所に居合わせた人全員を示す言葉であり、集団やチームなどに使われています。

「一同」はその場所にいる仲間全員を示す言葉であり、特定の目的や目標に向かって力を合わせて行動や物事する時にも使うことが可能です。

また「一同」は同じであることを表す時にも使います。

「一同」「チーム一同」「社員一同」のように使う言葉であり、一体感やチームワークをアピールする時にも使うことが可能です。


「一堂」とは?

「一堂」とは1つの建物や堂を表す言葉であり、基本的に場所を示す時に使います。

「一堂」はこれ以外にも同じ場所や建物を表す時に使う言葉であり、これを使った慣用句には「一堂に会する」があります。

この慣用句は特定の場所や同じ建物の中に一斉に人が集まる時に使う言葉です。

この言葉に使われている「堂」は大きな建物以外にも、他人の母親を表す意味もあります。


「一同」と「一堂」の違い

この2つは同音異義語であり、それぞれ使い分けることが可能です。

「一同」は特定の場所にいる人や仲間、メンバー全員を表す言葉であり、目的に向かって協力する時にも使います。

「一堂」は同じ場所や建物を表す言葉であり、その場所に人が一斉に集まることは「一堂に会する」と表現します。

「一同」の例文

・『一同整列という声が聞こえたので、兵士はすぐさま隊列を組みました』
・『スタッフ一同から退院祝いが来て、とても嬉しくなりました』

「一堂」の例文

・『チャンピオンが一堂に集まっており、非常に緊張感が増している』
・『各国の議長が一堂に会するサミットが開かれており、警備が厳重になっています』

まとめ

「一同」「一堂」は同音異義語ですが、前者は人が集まることを表し、後者は同じ場所を表す言葉として使います。

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