この記事では、ゴルフの「スライス」と「フェード」の違いを分かりやすく説明していきます。
「スライス」とは?
スライスは、sliceと英語表記出来る言葉となっているのです。
そんなスライスは、薄く切るや薄く切ったものといった意味を持ちますが、ゴルフ用語としては、打った球が途中から利き腕の方向へ大きく曲がって飛んでしまう事を示します。
「スライス」の言葉の使い方
ゴルフのスライスは、打ったボールが打者の利き腕と同じ方向に曲がる事を意味する言葉として用いられているのです。
例えば右利きの人物であれば、打ったゴルフボールが途中から大きく右に曲がっていってしまう事であり、OBになり兼ねない様なミスショットに対してこの言葉が使用されています。
「フェード」とは?
フェードは、fadeと英語で表記される言葉です。
色等が褪せるや花が萎むといった意味の他に、ゴルフ用語では、フェードボールの略語として使われています。
ちなみにフェードボールとは、打者の打った打球が利き腕の方向に少しだけ曲がる事を表すのです。
「フェード」の言葉の使い方
ゴルフのフェードとは、打者と同じ方向に打球が僅かに曲がるといった意味で使われています。
ただ曲がるのではなく、意図して少しだけボールを曲げる事に対して、このフェードの言葉が利用されているのです。
「スライス」と「フェード」の違い
スライスとフェードの文字表記を比べると、使われている文字も読み方もかなり違っています。
所がどちらもゴルフ用語としては、利き腕の方向に打球が曲がる事、という同じ様な意味を所有している点が厄介な部分です。
とはいえスライスは、意図せず打球が大きく利き腕方向に曲がる事であり、ミスショットの部類となっています。
一方のフェードは、意図して少しだけ利き腕方向にボールを曲げる事を表すのです。
まとめ
2つの言葉に共通する文字はありませんが、共にゴルフ用語で打球が、利き腕の方向に曲がるという意味を指し示します。
ただしスライスは、意図せずに大きく曲がってしまう事を意味する言葉として用いられているのです。
対するフェードは、狙って少しだけ曲げた打球を意味する言葉として使われています。