この記事では、「姫女子」と「夢女子」の違いを分かりやすく説明していきます。
「姫女子」とは?
姫女子とは、百合と呼ばれる女性同士の恋愛をテーマとする創作物を好む女性のことをいいます。
百合は女性同士の恋愛や女性同士の濃密な友情を題材とする創作ジャンルで、ガールズラブと呼ばれることもあります。
姫女子という名前は、ガールズラブを題材にした作品が多い漫画雑誌のコミック百合姫に由来します。
コミック百合姫は一迅社が発行している漫画雑誌で、2005年に創刊されました。
テレビアニメ化された作品も多数あります。
「夢女子」とは?
夢女子とは、夢小説と呼ばれるジャンルの創作物を好む女性のことをいいます。
夢小説とは、漫画やゲームなどに登場するキャラクターを題材にした創作小説です。
二次創作の一種になります。
元々は漫画やゲームに登場するキャラクターと自分の恋愛を題材にしたものが多くありました。
キャラクター同士の交流や恋愛を描いていたり、オリジナルキャラクターが登場することもあります。
夢小説はWeb上で公開されていて、1995年頃に登場しました。
当初はドリーム小説と呼ばれていましたが、2000年代頃から夢小説として定着しています。
夢小説の愛読者を夢女子と呼んでいます。
夢見乙女やドリーマーと呼ばれることもあります。
「姫女子」と「夢女子」の違い
姫女子も夢女子もオタクの女性を表現する言葉の1つですが、好んでいる作品のジャンルに違いがあります。
姫女子は女性同士の恋愛や交流をテーマにした作品を好む女性です。
それに対して夢女子は、漫画やゲームに登場するキャラクターを題材にした二次創作の夢小説を好む女性になります。
まとめ
姫女子と夢女子では、好んでいる作品のジャンルに違いがあります。
女性同士の恋愛や濃密な交流を描いた作品を好んでいるのが姫女子で、夢小説という漫画やゲームに登場するキャラクターを題材にした二次創作の小説を好むのが夢女子です。