この記事では、「封筒」と「状袋」の違いを分かりやすく説明していきます。
「封筒」とは?
方形の袋で、封を閉じるために糊を塗った部分があります。
封筒には、洋封筒と和封筒の二種類があります。
洋封筒は、西洋式の紙質で作られたもので、長形、角形、洋形などの形があります。
和封筒は、日本伝統の紙質で作られたもので、美しい色や柄があるものが多いと考えられます。
封筒は、郵便制度の実施と普及に伴って、一般的に使われるようになりました。
「状袋」とは?
封筒の別名で、古くから使われている言葉です。
状袋というと、和封筒をイメージする人も多いかもしれませんが、実際には、洋封筒も状袋と呼ぶことが可能です。
状袋は、封筒よりも広い意味を持ち、書類入れとしての用途に応じた各種の袋も含みます。
例えば、諸官庁や会社などで大量に利用されている、窓付きの袋や、ファイルに入れるための穴の開いた袋なども、状袋と呼ぶことが可能です。
「封筒」と「状袋」の違い
「封筒」と「状袋」の違いを、分かりやすく解説します。
「封筒」と「状袋」は、どちらも手紙や文書などを入れる紙製の袋を指す言葉ですが、違いがあります。
「封筒」は、手紙や文書など入れて封をするための四角い袋です。
封筒には、長形、角形、洋形などの種類があります。
その一方で、「状袋」は、書類や小物など入れて封をするための平たい袋です。
状袋には、紙製やビニール製などの素材があります。
「封筒」の例文
・『封筒に切手を貼って投函することにした』
・『封筒には、住所と氏名を書かないといけません』
「状袋」の例文
・『状袋には、忘れずに契約書を入れました』
・『状袋にお礼状を入れて贈ることにしました』
まとめ
「封筒」と「状袋」は似た意味の言葉ですが、使い方には違いがあります。
「封筒」は手紙や書類などを入れて郵送するための紙の袋です。
その一方で、「状袋」は手紙や書類などを入れて渡すための紙の袋です。
つまり、「封筒」は郵送するときに使い、「状袋」は直接渡すときに使うというのが一般的な使い分けですが、場合によってはどちらも使えることもあります。
それぞれの言葉を正しく使い分けられるように注意しましょう。
