この記事では、「渉外対応」と「渉外業務」の意味や違いを分かりやすく伝えていきます。
「渉外対応」とは?
何度も根気よく外部と連絡して物を購入してもらえるよう交渉する駆け引きを「渉外対応」【しょうがいたいおう】といいます。
相手の組織に関連する商品やサービスを取り上げては、どのように魅力を伝えれば興味を持ってもらえるようにするわけです。
また、いくらであれば納得させて購入してもらえるか折衝します。
相手の出方によっては交渉方法を変えたり、価格を考えて伝えるのも大事です。
また、何をどのように説明すれば相手が納得して受け入れるか具体的に考えます。
「渉外業務」とは?
外部の者と電話で取引交渉する仕事を「渉外業務」【しょうがいぎょうむ】といいます。
顧客が何を必要としているか具体的に提案や要望を聞き入れて、見合う商品を提案してはお勧めするのです。
金融業では、お金を持っている者に対して利益が出るように商品を勧めたり、資産運用の相談を受けては営業するのも仕事になります。
百貨店では商品を購入してもらえるように魅力を紹介して、興味を持ってもらうのが渉外担当の仕事です。
代理店では、販売元の代理として仲介の仕事を担い、中古車の良さを伝えて販売します。
「渉外対応」と「渉外業務」の違い
「渉外対応」と「渉外業務」の違いを、分かりやすく解説します。
自分側がより利益になるよう価格交渉するのが「渉外対応」といい、商品の魅力をうまく伝えて納得させ、1つでも多く売れるように伝えるのが仕事です。
そのためには、押して引くといったやり方で相手の気持ちをうまく惹き付けて、妥当な金額で販売します。
もう一方の「渉外業務」は顧客に商品の優れた機能や魅力ある性能について伝えて、購入してもらえるよう交渉するのが仕事です。
企業相手なら何十、何百といった数の商品をまとめて販売します。
この仕事は営業と同様の業務であり、丁寧な説明するだけでなく、購入者がいかにどのような物を欲しがっているか具体的に提案するのも役目です。
まとめ
「渉外」という漢字を使った言葉ではありますが、「対応」と「業務」に違いがあります。
この点に目を向けて、どう使えば仕事の内容に違いがあるか理解できるでしょう。
