この記事では、「休暇明け」と「休み明け」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「休暇明け」とは?
会社が定めた休日の次の日を「休暇明け」【きゅうかあけ】といいます。
店舗の場合は休業日となる次の日を指し、営業を始めるといった言葉になるわけです。
また、風邪をひいて会社を休んだり、お葬式で欠席した日の翌日を「休暇明けはつらい」といったような言い方します。
休んだ後は体がだるいため、動きが鈍くて前向きにならないといった意味で使われています。
「休み明け」とは?
職場では、会社が定めている休みや冬休み、夏休みといった大型休暇が明けた次の日を「休み明け」【やすみあけ】といいます。
週末が休みであれば、日曜日の次の日となる月曜日を主に「休み明け」と呼ぶわけです。
この他にもお盆休みや5月の大型連休、祝日の翌日を指す言葉として使われています。
工場や店など平日が休みとなる場合、土日に関係なくその次の日を指す言葉です。
「休暇明け」と「休み明け」の違い
ここでは「休暇明け」と「休み明け」の違いを、分かりやすく解説します。
定められた休みが終わった次の日を「休暇明け」といい、日曜日であれば月曜日が当てはまります。
平日の水曜日が休みの場合は木曜日が「休暇明け」になるわけです。
もう一方の「休み明け」は会社の休みだけではなく、大型連休や祝日、お正月の次の日も当てはまります。
ただし、「休み明け」と言うのは翌日が平日である場合にのみ使われている言葉です。
「休暇明け」の例文
・『休暇明けに出社する時期は、○日と決めて上司に電話で伝えた』
・『長期休暇明けは、学校を不登校になる子どもが増える』
「休み明け」の例文
・『憂鬱になる休み明けには気分を改善させるために音楽を聴く』
・『休み明けは時間を決めてからメールを読むようにするといい』
まとめ
休んだ次の日を指す言葉ではありますが、翌日が平日であるときは使い分ける必要性があります。
言葉の意味を学べば、どのようなときに使えばいいか見えてくるでしょう。