「トライバル」と「タトゥー」は双方とも文化やファッションに関連する言葉ですが、意味が異なるため区別して覚える必要があります。
この記事では、「トライバル」と「タトゥー」の違いを分かりやすく説明していきます。
「トライバル」とは?
「トライバル」は英語の“tribal”が語源となった言葉で、「部族の」や「部族の特徴を持つ」といった意味があります。
部族の文化や伝統、社会など、特定の部族に関係する物事を表す際に用いられ、主にファッションや音楽などの分野で使用されています。
また、「タトゥー」の文様のひとつとしても知られています。
「タトゥー」とは?
「タトゥー」は英語の“tattoo”が由来となった言葉で、皮膚の真皮部分にインク付きの針を入れて絵や図形を描く身体装飾のことを意味します。
日本語の「入れ墨」とほぼ同じ意味を持ちますが、「タトゥー」は入れ墨よりも浅い部分に針を入れる、西洋風のデザインを局部的に彫るなどの特徴があります。
「トライバル」と「タトゥー」の違い
「トライバル」と「タトゥー」の違いを分かりやすく解説します。
「トライバル」は「部族の」「部族の特徴を有する」といった意味があり、特定の部族に関連する物事を表す際に使用します。
「トライバルデザイン」「トライバルミュージック」など、ファッションや音楽などの分野で用いられています。
一方、「タトゥー」は「皮膚にインク付きの針を入れて絵や図形を描く身体装飾」のことを意味します。
「タトゥー」には様々なデザインがありますが、部族や民族が使っていた伝統的な模様をデザインする「タトゥー」のことを「トライバルタトゥー」と呼びます。
「トライバルタトゥー」には、マレーシアのボルネオ島が起源とされる「ボルネオ」、ニュージーランドの原住民マオリ族が語源となった「マオリ」、ポリネシアで現在も受け継がれている「サモア」といった種類があり、それぞれデザインが異なります。
まとめ
「トライバル」と「タトゥー」はそれぞれ違う意味を持ちますが、「タトゥー」のデザインの中に「トライバルタトゥー」が含まれていることを認識しておきましょう。
両者の意味を理解して、言葉に関する知識をさらに深めてください。