この記事では、「日報」と「報告書」の違いを分かりやすく説明していきます。
「日報」とは?
日報は、にっぽうと読むのが正しい読み方です。
文字で記載されたこの言葉を目にすれば一目瞭然な事でしょうが、一昼夜やひ等の意味の日の文字に、知らせとか告げ知らせるといった意味がある報の漢字を加える事により誕生した言葉となっています。
以上の事から日報は、毎日行う報告や毎日の報道といった意味を示すのです。
「日報」の言葉の使い方
日報は、毎日行われる報告といった意味の言葉として用いられています。
例えばその日行った業務の内容を知らせる事を、業務日報という形で、この言葉を使用して表現したりするのです。
「報告書」とは?
報告書は、ほうこくしょと読むのが正解な言葉となっています。
漢字で書かれたこの言葉を見れば理解出来る事ですが、告げ知らせる事やその内容等の意味を持っている報告の漢字に、文章とか文字を書き記すといった意味を所有する書の漢字を付け足す事で成立した言葉です。
だからこそ報告書は、報告する事を記した文章といった意味を表します。
「報告書」の言葉の使い方
報告書は、報告すべき事柄を書き記した文章という意味の言葉として使われているのです。
具体的には、何らかの調査を行った時には、その調査した内容を纏めて書き記したものを、調査報告書といった様に、この言葉を駆使して表現したりします。
「日報」と「報告書」の違い
日報と報告書の漢字を見比べれば、日と告書という漢字の違いがある事に気付けるものです。
所が報の漢字は共通しており、どちらも知らせるという似た意味を持っている言葉同士だったりします。
とはいえ日報は、毎日行う報告や報道等の意味を示すのです。
一方の報告書は、知らせる事柄を記した文章といった意味を表します。
まとめ
2つの言葉は共通する漢字がある上に、共に知らせる事に関連した意味を所有する言葉同士です。
ただし日報は、毎日の報告といった意味の言葉として用いられています。
対する報告書は、報告すべき事を書き記した文章という意味の言葉として使われているのです。