自分の要求や欲求を伝えることを表す言葉には「わがまま」と「自己主張」があります。
この記事では、「わがまま」と「自己主張」の違いを分かりやすく説明していきます。
「わがまま」とは?
「わがまま」とは自分中心に物事を考えたり行動することを示す言葉であり、相手のことや都合などを考えずにするのが特徴です。
「わがまま」は漢字で「我儘」と書く言葉であり、自分勝手に物事を考えることや人の都合を無視して行動することを表します。
「わがまま」は基本的にネガティブな意味の言葉として使われることが多く、対人関係や集団の中では好ましく思われない存在となります。
「自己主張」とは?
「自己主張」とは自分の意見や要求、欲求を相手に伝えることを表す言葉であり、色々な場面で使うことが可能です。
「自己主張」は人との会話以外にも会議やプレゼン、面接などでも使われています。
「自己主張」自体に悪い意味はありませんが、「自己主張が強い」という表現は過度な主張や要求することもあり、ネガティブな意味の言葉として使われています。
「わがまま」と「自己主張」の違い
「わがまま」は自分勝手に物事を考えたり行動することを示す言葉であり、他人に対して迷惑となるのが特徴です。
「自己主張」は会議やプレゼン、面接などでも使われており、良い意味でも悪い意味でも使うことが可能です。
「わがまま」の例文
・『小学校まではわがまま三昧だった弟も、中学生になったらすっかり大人しくなりました』
・『娘のわがままに関してはどうしても許してしまいがちになります』
「自己主張」の例文
・『面接における自己主張は重要な点なので、しっかりと練習しておきます』
・『生徒会長は自己主張が強い性格だが、人の話もちゃんと聞くので偉いと思います』
まとめ
「わがまま」と「自己主張」はどちらも自分の要求や欲求を伝えることを示す言葉です。
「わがまま」な行為は自分勝手で迷惑なものとして捉えられます。
