「人懐っこい」と「図々しい」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「人懐っこい」と「図々しい」の違いとは?違い

この記事では、「人懐っこい」「図々しい」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「人懐っこい」とは?

初対面の人にでも楽しく話ができるほど親しめる人を「人懐っこい」【ひとなつっこい】といいます。

年上の人にでもすぐ慣れ親しんで話ができますし、一緒に行動ができるほど人が好きなのです。

このような人は、どのような性格の人にでも話や行動を合わせられるため周囲に受け入れられて可愛がられます。

「人懐っこい性格」といった使い方をすれば褒め言葉にもなり、打ち溶け込みやすい人と好印象を与えるわけです。


「図々しい」とは?

遠慮がない態度を見せて、人の領域に土足で上がり込むような行動してくることを「図々しい」【ずうずうしい】といいます。

例えば、まだ入ってもいいと伝えてないのに部屋の中へ入ってきて勝手に座る人や、料理に手を出して食べてしまう人を指すのです。

また、図太いと感じる行動しても悪気がなく、恥ずかしい行為しても知らない顔する人は周囲を苛立たせます。


「人懐っこい」と「図々しい」の違い

ここでは「人懐っこい」「図々しい」の違いを、分かりやすく解説します。

初対面でも難なく打ち溶け込める「人懐っこい」人は、気軽に話せて楽しい関係性を築けます。

人といると安心して、常に一緒に楽しく行動しようとうまく付き合う努力するのです。

もう一方の「図々しい」は、遠慮なく踏み込んでくる人に嫌悪感を抱きます。

大人としての道徳もなく、ずかずかと人に迷惑かける行動するところが失礼で恥ずかしいと嫌悪感を抱かせる点が違うわけです。

「人懐っこい」の例文

・『人懐っこい彼氏が可愛くて仕方がない』
・『人懐っこい部下は可愛いが、面倒に感じるときもある』

「図々しい」の例文

・『初対面なのに腰に手を回してくる人は図々しいと感じてしまう』
・『遠慮なく何個もお菓子を食べる来客者は図々しい』

まとめ

「人懐っこい」のは受け入れたいと思いますが、「図々しい」行動する人は嫌悪感を抱いてしまうのです。

どういった行動する人を対象にしているか目を向けて、使い分けてみるといいでしょう。

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