外資系の会社で働いていると、多くのビジネス用語が英語をベースにしたものになっているのは当然ですが、日本国内ではそれが略して使われ、さらにそれが日本の企業にも広がっていくということがあります。
例えば、ある仕事をあるメンバーにやってもらうことを「アサインする」と言い、これは英語の「assignment」を略したものです。
それでは、この「assignment」とはどういう意味でしょうか。
また、「allocation」とは、どう違うのでしょうか。
この記事では、「assignment」と「allocation」の違いを分かりやすく説明していきます。
「assignment」とは?
「assignment」とは、「アサインメント」と読み、「assign」という動詞の名詞形です。
元々の意味としては、「割り当てる」というものです。
「allocation」とは?
「allocation」とは、「アロケーション」と読み、英語の「allocate」という動詞の名詞形です。
元々の意味は「割り当てる」というものです。
「assignment」と「allocation」の違い
「assignment」と「allocation」の違いを、分かりやすく解説します。
この2つは、日本語では「割り当てる」という意味で使われるという部分では同じですが、どこに違いがあるのでしょうか。
この2つの違いを最も簡単に説明するなら、「assignment」は「配置」であり、「allocate」は「配分」であるということになります。
別の言い方をすれば「assignment」で割り当てるのはほとんど場合は職務や地位などの概念的なものですが、「allocate」で割り当てるのは在庫だったり、メモリの記憶域だったり物理的なものもたくさんあります。
「assignment」の例文
・『next assignment is manager of HR division』
・『may assignment will be changed soon』
「allocation」の例文
・『stock will be allocated』
・『allocated the room to him』
まとめ
この記事では、「assignment」と「allocation」の違いを、解説してきました。
序文でも述べたように、これらの言葉は私たちの身近にあります。
この機会にこれらの正しい使い方を勉強しておきましょう。