この記事では、「パパイヤ」と「パイナップル」の違いを分かりやすく説明していきます。
「パパイヤ」とは?
パパイヤとはパパイヤ科パパイヤ属に属する植物とその果実で、トロピカルフルーツの1つとして知られています。
南米原産で、16世紀にヨーロッパ人によって発見されました。
その後、熱帯や亜熱帯地域で栽培が盛んに行われるようになります。
日本でも沖縄や九州などで栽培されています。
パパイヤの果実は熟すと黄色になり、黒い種子が中央部分に沢山あります。
種子を取り除いて果肉を食べるのが一般的で、甘味が強いのが特徴です。
舌触りも滑らかで、ドライフルーツに加工したりもします。
未成熟の緑色の果実は、野菜として炒め物にしたりサラダや揚げ物などにして食べます。
「パイナップル」とは?
パイナップルは、パイナップル科アナナス属に属する植物とその果実のことをいいます。
パイナップルも熱帯地域が原産のトロピカルフルーツで、甘くて果汁が豊富なのが特徴です。
果実は松ぼっくりを大きくしたような独特の見た目をしています。
パイナップルは英語でpineappleと書きますが、pineは松のことでappleは果実のことを表しています。
つまりpineappleは松ぼっくりを指す言葉でした。
「パパイヤ」と「パイナップル」の違い
パパイヤもパイナップルも、トロピカルフルーツとして人気があります。
どちらも甘味が強い果物ですが、見た目は大きく違っています。
表面がつるっとしていて熟すと黄色くなるのがパパイヤで、松ぼっくりを大きくしたような見た目をしているのがパイナップルです。
また、パパイヤは未成熟のものは野菜として食べられていて、青パパイヤと呼ばれることもあります。
まとめ
パパイヤもパイナップルもトロピカルフルーツとして人気ですが、全く違う果物です。
松ぼっくりを大きくしたような見た目をしているのがパイナップルで、熟すと黄色くなるのがパパイヤになります。