この記事では、「ケースバイケース」と「フレキシブル」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ケースバイケース」とは?
ケースバイケースとは、原則にとらわれずに個別の事情に応じて物事を処理するという意味があります。
英語のcase by caseをそのまま日本語読みした言葉です。
case by caseには、「一つ一つ個別に」という意味があります。
ケースバイケースは、状況に応じてとか時と場合によるという意味で使われています。
「フレキシブル」とは?
フレキシブルとは、柔軟性のあるさまや融通がきくさまを表す言葉です。
英語のflexibleをそのまま日本語読みした言葉で、ビジネスシーンでもよく使われています。
ビジネスシーンでは、融通がきき柔軟な対応ができる様子を表しています。
英語のflexibleには「曲げやすい」という意味もありますが、日本語でフレキシブルという時には曲げやすいという意味では使われません。
フレキシブルは、その場の状況にあった対応を取ることを表しています。
「ケースバイケース」と「フレキシブル」の違い
ケースバイケースは個別の事情や状況に合わせて物事を処理することで、フレキシブルは柔軟かつ臨機応変に対応できることを表しています。
柔軟性があるというニュアンスが強いのはフレキシブルになります。
「ケースバイケース」の例文
・『慰謝料を支払わなければいけないかどうかはケースバイケースなのですぐに判断できない』
・『トラブルの内容は千差万別なのでケースバイケースで対応しなければならない』
「フレキシブル」の例文
・『彼は何事もフレキシブルに考えることができる思考の持ち主だ』
・『もっとフレキシブルに働きたい』
まとめ
ケースバイケースもフレキシブルも、個別の事情や状況に合わせて対応することを表しています。
フレキシブルの方が、柔軟性があるというニュアンスが強いです。