この記事では、「赤ちゃん」と「新生児」の違いを分かりやすく説明していきます。
「赤ちゃん」とは?
「赤ちゃん」は「赤ん坊」や「赤子」「ベビー」など様々な呼び方でも呼ばれています。
一般的に生まれて間もない子どものことを「赤ちゃん」と言います。
また、まだ生まれていない胎児に対しても「赤ちゃん」という言葉を使用します。
そのため、「赤ちゃん」が使用される期間としては、胎児から乳児期までとなります。
明確にいつからいつまで「赤ちゃん」と呼んで良いかといった定義はません。
「赤ちゃん」を用いた言葉には、「赤ちゃん言葉」や「赤ちゃん返り」などがあります。
「新生児」とは?
「新生児」とは、一般的に生まれたばかりの子どもを指す言葉です。
医学では「新生児」と呼ぶことができる期間は明確に決められており、生後4週までを「新生児」と呼んでいます。
それ以降は「乳児」と呼ぶことになります。
「新生児」を用いた言葉には、「新生児室」や「新生児黄疸」などがあります。
「赤ちゃん」と「新生児」の違い
「赤ちゃん」と「新生児」の違いを、分かりやすく解説します。
どちらも同じ意味として使用することも可能な言葉ですが、厳密に言えば違いのある2つの言葉になります。
「赤ちゃん」の場合は胎児から乳児期までの子どもに対し広く使用することができる言葉。
それに対し「新生児」は胎児には使用することはできず、また、医学では生後4週までと決められています。
このように、「赤ちゃん」と「新生児」には、このように呼ぶことができる期間に違いがあります。
「赤ちゃん」の例文
・『友人の赤ちゃんに会うため家に遊びに行きました』
・『私は、独特な甘い赤ちゃんのにおいが大好きです』
「新生児」の例文
・『新生児室にいる我が子に毎日にように夫は会いに来てくれました』
・『新生児用品一式を買いそろえ出産準備は完璧です』
まとめ
以上のように、呼ぶことができる期間に注意し2つの言葉を使い分けることになります。