この記事では、「トゲズワイガニ」と「ズワイガニ」の違いについて紹介します。
トゲズワイガニとは?
トゲズワイガニとはズワイガニの仲間で、ケセンガニ科ズワイガニ属に属するカニです。
1924年にベーリング海で初めて採集されました。
カムチャツカ半島の東からアメリカのオレゴン州付近まで幅広く分布していますが、日本の海域で水揚げされることはありません。
日本に流通しているトゲズワイガニは、ロシアから輸入されたものです。
見た目はベニズワイガニに似ていて甲羅は硬く、身が詰まっています。
ズワイガニとは?
ズワイガニとは、ケセンガニ科ズワイガニ属に属するカニです。
全身が暗赤色をしており、食用として非常に人気があります。
日本近海にも生息しており、北太平洋やベーリング海、オホーツク海など幅広く分布しています。
地域によってはブランド化されていて、雄は越前ガニや松葉ガニなどと呼ばれることもあります。
雄と雌では大きさが大分違うので、呼び名が異なります。
メスはコウバコガニやコッペガニ、オヤガニなどと呼ばれます。
茹でたり蒸したりして食べることが多いですが、刺身や鍋物などにして食べることもあります。
また、パスタやグラタンなど洋食の食材としても使われます。
トゲズワイガニとズワイガニの違い
トゲズワイガニもズワイガニもケセンガニ科ズワイガニ属に属するカニです。
日本で流通しているズワイガニの仲間は、ズワイガニ・トゲズワイガニ・ベニズワイガニ・オオズワイガニの4種類です。
最もよく知られているのはズワイガニで、少なくあまり知られていないのがトゲズワイガニです。
また、ズワイガニは高級食材としてブランド化されているので価格は高く、トゲズワイガニの方がリーズナブルな価格で販売されています。
ただし、トゲズワイガニは流通量が少ないので、スーパーマーケットなどでは販売されていません。
まとめ
トゲズワイガニはズワイガニの仲間です。