「バックボーン」と「中枢」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「バックボーン」と「中枢」の違いとは?違い

この記事では、「バックボーン」「中枢」の違いを分かりやすく説明していきます。

「バックボーン」とは?

「バックボーン」とは思想や信念を成り立たせている支柱となる背景や、物事の基幹となっている重要な部分を指す言葉です。

元々は背骨を指す言葉でしたが、人体の中心であり非常に重要な骨であることから物事の中心部や、物事の支えとなっている物事を指す言葉に転じました。

そしてそれをカタカナ語にしたのがバックボーンであり、転じた部分の意味である物事の重要な中心部や、物事の土台や背景となる物を指す言葉として使われています。


「中枢」とは?

「中枢」とは物事の中心となる重要な部分です。

単純になにかの中央というだけでなく、特に重要な役割を担っているという意味も含まれます。

そのため位置的な意味で中央にあるわけではなく、機能的な中心を指して使われることの多い言葉です。

ただし中心部を指している言葉であって、物事の土台として下支えとなる何かを指す言葉ではありません。


「バックボーン」と「中枢」の違い

「バックボーン」「中枢」の違いを、分かりやすく解説します。

物事の重要な中心部や物事の根幹をなすものを指すのが「バックボーン」で、物事の中心となる重要な部分が「中枢」です。

「バックボーン」は中心部だけでなく土台や背景となる物事を指しても使われますが、「中枢」は中心部だけを指し土台や背景となる物事を指しません。

そのため「バックボーン」は中核や土台などポジションを問わず重要な部分を指す言葉として使われますが、「中枢」は中核として重要であることという意味でだけ使われます。

まとめ

物事の重要な中心部であったり、思想や信念の土台や背景となる物事を指すのが「バックボーン」で、物事の中心であり重要な部分が「中枢」です。

「バックボーン」は重要度の高さを重視した言葉であり、その物事のどういったポジションにあるかは問いません。

しかし「中枢」は物事の中心であることを前提に重要性が高いことを指す言葉なので、物事の中心であることは必須です。

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