この記事では、「パターン」と「タイプ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「パターン」とは?
「パターン」とは、「繰り返して同じ状況や状態などが現れる決まっている型」または「図案や模様」などを示す言葉です。
「様式」もしくは「典型」などを示す英単語「pattern」から派生した言葉で、「ワンパターン」という語は「言動や思考などが型にはまり過ぎていて変化に乏しい」などというニュアンスで用いられています。
「タイプ」とは?
「タイプ」とは、「形式」や「分類」などを示す言葉として使われています。
「種類」または「型」などを表す英単語の「type」を語源とする言葉で、「ジャンル」あるいは「属性」などという語と同じような意味合いで使われており、よく耳にする「好きなタイプ」とは「好みの異性」もしくは「興味をひかれる対象」などというニュアンスの表現として用いられています。
「パターン」と「タイプ」の違い
「パターン」と「タイプ」は、どちらの語句も「型」に係わる表現として使われている語句ですが、もっている意味は一部異なっています。
「パターン」は「模様や図形」などを表す語句でもありますが、「タイプ」はそのような意味では使われておらす、また反対に「タイプライター」の省略語としても使われている「タイプ」のようなニュアンスは「パターン」には含まれていません。
「パターン」の例文
・『普段はワンパターンなランチばかりなので、たまには奮発しましょう』
・『デザインが同じパターンばかりではつまらないですね』
「タイプ」の例文
・『ダイビング用にはさまざまなタイプのウエットスーツが販売されています』
・『静かなタイプかと思っていましたが実際の彼は情熱的でした』
まとめ
「パターン」と「タイプ」は、どちらの語句も「型」に関連する文言として使われています。
使用する際には微妙なニュアンスの違いに注意をしながら上手に使い分けるようにしましょう。