「払拭」と「一掃」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「払拭」と「一掃」の違いとは?違い

この記事では、「払拭(ふっしょく)」「一掃(いっそう)」の違いを分かりやすく説明していきます。

「払拭」とは?

「払拭」とは、「あるものをすっかり取り除いて消し去る」さまや「きれいに拭い去る」様子などを示す言葉です。

嫌な思いや残念な記憶などをすっかり忘れ去る、などという意味合いで用いられており、「ぬぐい取る」または「そぎ落とす」などというニュアンスで使われる文言として知られています。


「一掃」とは?

「一掃」とは、「一回きりできれいに片付けてしまう」さまや「そこにあるものを残らず払い除く」様子などを表す言葉です。

問題になっていたり、好ましくないものなどをすべて取り除く、などというニュアンスで用いられており、「撲滅」ないし「根絶」などという語と同じような意味をもつ文言として用いられています。


「払拭」と「一掃」の違い

「払拭」「一掃」の違いを、分かりやすく解説します。

「払拭」「一掃」は、いずれも「不要なものや片付けてしまいたいものなどをきれいにしてしまう」などという意味をもつ似たような使い方をする文言です。

それぞれの厳密な違いと言えば、「払拭」「目に見えない記憶や思い出などを消し去る」というニュアンスをもち、一方、「一掃」「目に見えている乱れた状況や片付けるべき状態などをきれいに直す」などというニュアンスで使用されているという点が挙げられます。

「払拭」の例文

・『前職の嫌な思い出をやっと払拭することができました』
・『悪いイメージを払拭するのは並大抵のことではありません』

「一掃」の例文

・『在庫一掃セールは来週から開催する予定です』
・『未成年者の飲酒は一掃するべきでしょう』

まとめ

「払拭」「一掃」は、いずれの言葉も「いらないものや邪魔なものなどをきれいに片づける」などという意味合いで使われていますが、使われる文脈や場面などはそれぞれ異なっています。

使用する際には状況や流れなどによってうまく使い分けることをおすすめします。

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