人間が長い間付き合ってきているが、未だに根本的な治療薬がないと言われている病気が「風邪」です。
この「風邪」のことをちゃんと説明できる人はおそらく多くはないでしょう。
それでは、この「風邪」とはどういう意味でしょうか。
また、「花粉症」とは、どう違うのでしょうか。
この記事では、「風邪」と「花粉症」の違いを分かりやすく説明していきます。
「風邪」とは?
「風邪」とは、「かぜ」と読み、多くはウィルスの感染によって、せき、鼻水、くしゃみ、熱などの症状として現れる病気のことです。
風邪というのは、定義はいくつもあるために、難しいのですが、一般的には「普通感冒」という病気のことですが、原因となるウィルスに関してはたくさんあるので、同じような症状のものをまとめて「風邪」と呼んでいるに過ぎません。
「花粉症」とは?
「花粉症」とは、「かふんしょう」と読み、花粉などのアレルゲンが入ってくることによって体の中でアレルギー反応を起こすこような病気のことを表す言葉です。
症状としてはくしゃみ、鼻水や涙などがあります。
アレルギーを起こしやすい物質は決まっているために、検査を行うことによって大体のことはわかります。
「風邪」と「花粉症」の違い
「風邪」と「花粉症」の違いを、分かりやすく解説します。
この2つは、くしゃみなどの症状を起こす病気であるという部分では同じですが、どこに違いがあるのでしょうか。
この2つの違いを最も簡単に説明するなら、連続するくしゃみ、水のような大量の鼻水、熱がない、症状が長く続くが、場所によっては全く現れないなどの独特の症状があるのが「花粉症」であり、それ以外の症状のものが「風邪」ということになります。
まとめ
この記事では、「風邪」と「花粉症」の違いを、解説してきました。
序文でも述べたように、これらの言葉は私たちの身近にあります。
この機会にこれらの正しい使い方を勉強しておきましょう。