「オーボエ」と「イングリッシュホルン」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「オーボエ」と「イングリッシュホルン」の違いとは?違い

この記事では、「オーボエ」「イングリッシュホルン」の違いを分かりやすく説明していきます。

「オーボエ」とは?

オーボエとは木管楽器の一種で、ダブルリードで音を出す楽器です。

円錐管の上の部分にダブルリードが取り付けられています。

フランス語で「高い木」を意味する「hautbois」が語源とされます。

ルネサンス時代にはダブルリード属に属する楽器がよく用いられましたが、そこから発展してオーボエは誕生したといわれています。

また、オーボエは合奏では高音部を担当します。

独特の音色で、ソロパートを演奏することも多いです。


「イングリッシュホルン」とは?

イングリッシュホルンも木管楽器の一種で、ダブルリードで音を出します。

英語の「English horn」をそのまま日本語読みした言葉で、フランス語の「コーラングレ(Cor anglais)」やイタリア語の「コルノイングレーゼ(Corno inglese)」と呼ばれることもあります。

いずれも「イングランドのホルン」という意味になります。

ホルンは金管楽器のホルンではなく、角笛を表しています。

イングリッシュホルンのルーツはオーボエ・ダ・ガッチャという楽器で、角笛のような形をしていました。


「オーボエ」と「イングリッシュホルン」の違い

イングリッシュホルンはオーボエの一種で、どちらもダブルリードの木管楽器になります。

見た目もよく似ていますが、イングリッシュホルンの方がオーボエよりも大きいです。

イングリッシュホルンの音はオーボエよりも5度低く、オーボエよりも低音域を担当します。

オーケストラ等では、オーボエ奏者が持ち替えてイングリッシュホルンを演奏することが多いです。

まとめ

イングリッシュホルンはオーボエの一種で、同じグループに属する楽器になります。

イングリッシュホルンの方がオーボエよりも大きく、5度低い音を出します。

高音域を担当するのがオーボエで、オーボエよりも低音域を担当するのがイングリッシュホルンです。

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