文章や会話の転換時に使う言葉には「さて」や「では」があります。
この記事では、「さて」と「では」の違いを分かりやすく説明していきます。
「さて」とは?
「さて」とは次の行動や会話に移る際に相手に問いかける時に使う接続詞です。
「さて」は他人との会話以外にも自分の思考や自問する際に使うことも可能です。
「さて」はこれ以外にも新しい話題に入る時にも使われており、様々な場面で使用されています。
「はてさて」は感動や戸惑いを感じた時に使う言葉であり、やや古い表現として使われます。
「では」とは?
「では」とは前の会話や事柄を次のものに繋げる時に使う言葉であり、接続詞として様々な場面で使用されています。
「では」は「それでは」を略した言葉であり、一般的な会話などで使われています。
「では」や「それでは」は単独で使うことも可能であり、この場合はさようならの挨拶代わりに使われるのが特徴です。
「ではでは」はこのさようならの意味の「では」を重ねたものであり、やり取りを終わらせたり退出する際に使います。
「では」はこれ以外にも判断の前提を表す時にも使うことが可能です。
「さて」と「では」の違い
この2つはどちらも次の行動や会話に移る時に使う接続詞であり、色々な場面で使うことが可能です。
この2つは「さてさて」や「ではでは」のように重ねた言葉も存在しています。
「さて」の例文
・『さて一体何が起こったのか皆さんで考えてみましょう』
・『さて、何をテーマにしようか考えていたところ猫が膝に乗っかってきました』
「では」の例文
・『それではまた来週というアナウンスと共に音楽番組が終わりました』
・『そうではないと彼は考えたので、もう一度証拠品を調べてみることにしました』
まとめ
「さて」や「では」は会話や考えを次の段階に進める時に使う接続詞であり、一般的な会話から仕事の場面などでよく使われています。
「では」は別れの挨拶としても使うことが可能です。