「ディスコン」と「オワコン」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「ディスコン」と「オワコン」の違いとは?違い

「ディスコン」「オワコン」はそれぞれ何を意味しどのような違いがあるのでしょうか。

この記事では、「ディスコン」「オワコン」の違いを分かりやすく説明していきます。

「ディスコン」とは?

「ディスコン」とは、「中止になること」を意味する言葉です。

製品の製造停止や販売打ち切り、サービス提供終了などそれまで継続されていた物事が中止になることを表します。

ビジネス用語として使われている言葉で日常生活ではあまり使われません。

英語で打ち切りや中止を意味する「discontinued」の略語に当たりますが、英語ではこのように省略することはないので「ディスコン」は和製英語に当たる表現です。


「オワコン」とは?

「オワコン」とは、「終わったコンテンツ」を意味する言葉です。

一時期は人気を集めていたコンテンツが時間とともに人気が落ちすでに価値が失われているさまを表します。

人気だったコンテンツの人気がなくなることを意味する言葉なので一度も人気が出ていないコンテンツは含みません。

元々はかつて繁栄したいたがすっかり飽きられてしまったコンテンツを揶揄するインターネットスラングでしたが、現在はインターネットの世界にとどまらず一般用語として浸透しています。


「ディスコン」と「オワコン」の違い

「ディスコン」「オワコン」の違いを、分かりやすく解説します。

「ディスコン」「オワコン」の違いは「供給」です。

「ディスコン」は終了や廃止などビジネスにおいて財やサービスが供給されなくなることを意味する言葉です。

「オワコン」はコンテンツの人気が凋落することを意味しますが、コンテンツそのものが終了したわけではなく供給は続いています。

人気の有無にかかわらずそれ以上供給されなくなるのが「ディスコン」で、供給は続いているものかつての人気を失っているのが「オワコン」という違いで区別されます。

「ディスコン」の例文

・『この製品は来年でディスコンになる』
・『ソフトがディスコンになるので乗り換えざるを得ない』

「オワコン」の例文

・『勝手にオワコン扱いされた』
・『オワコン状態から見事に復活した』

まとめ

「ディスコン」「オワコン」では表している状態が全く異なります。

どんな状態を表すのか正しく理解して使い分けてください。

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