「首元」と「胸元」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「首元」と「胸元」の違いとは?違い

この記事では、「首元」「胸元」の違いを分かりやすく説明していきます。

「首元」とは?

「首元」とは首の根元を指す言葉です。

頭側ではなく体側の根元であり、左右の肩に繋がる部分や鎖骨の上のあたりが首元と言われます。

鎖骨のところまで首元に含めることもありますが、鎖骨より下が首元としては扱われることはありません。

首の根元や首の付根を指す言葉なので一応背中側も含める言葉なのですが、背中側を指して首元ということはとても少なく、基本的には胸側の根本を指す言葉として使われます。


「胸元」とは?

「胸元」とは胸のあたりを指す言葉です。

鎖骨より下にある胸の付け根やそれより多少下がった胸の谷間辺りまでを指します。

古くは胸の上側ではなく下側のみぞおち辺りを指す言葉でしたが、現在ではみぞおち辺りを指す言葉としては使われていません。

胸という字から胸の膨らみをイメージされることも多いですが、鎖骨の下から胸が膨らみ始める辺りだけを指して使われることもあります。

そのため必ずしも胸の膨らみを含めて使われる言葉ではありません。


「首元」と「胸元」の違い

「首元」「胸元」の違いを、分かりやすく解説します。

首の付根を指す言葉が「首元」で、胸の付け根から胸の谷間辺りを指す言葉が「胸元」です。

「首元」は首の下部分の根元を指す言葉ですが、「胸元」は胸の下側ではなく胸の上側を指します。

体の位置的には「首元」は鎖骨よりも上にあたり、「胸元」は鎖骨より下にあたる部分です。

また「首元」は鎖骨を含めることもあるものの、「胸元」は鎖骨を含めることはありません。

まとめ

元はどちらも付け根や根元という意味で使われており、首の付け根が「首元」で胸の付け根が「胸元」です。

鎖骨がちょうど境界となっており、首元は鎖骨より上の部分で鎖骨を含むことがある、胸元は鎖骨よりも下にあたり鎖骨を含むことはないと覚えておくと区別が付きやすいでしょう。

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