「絶壁」と「崖」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「絶壁」と「崖」の違いとは?違い

この記事では、「絶壁」「崖」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「絶壁」とは?

何度も波の影響を受けては削られていると分かる険しい海沿いの崖を「絶壁」【ぜっぺき】といいます。

丸かった石も鋭い形になり、崖が切り立つ状態になるわけです。

「断崖絶壁」というように、自然の厳しさを感じるほど険しい壁を指します。

かなり傾斜の角度がきつく、ほぼ垂直なため落ちてしまえば大怪我するか、即死するほどの場所を指すわけです。

主に、崖の中でも切り立ち、風が強く吹き付ける場所を指します。


「崖」とは?

落ちれば勢いよく転げ落ちてしまうほど傾斜がきつい所を「崖」【がけ】といいます。

角度はほぼ90度に近く、足を滑らせればまっさかさまに落ちてしまうほどの形状を指すのです。

「絶崖」【ぜつがい】といえば聳え立った岸を指し、さらに険しさが出た場所と分かります。

足が震え上がるほど非常に急な場所という意味があるところから「もう崖っぷちだ」と仕事で失敗して、クビになると感じては怯える場面を指す言葉です。


「絶壁」と「崖」の違い

「絶壁」「崖」の違いを、分かりやすく解説します。

とても険しく、切り立つ崖を「絶壁」といいます。

容易には近づけず、遠い場所から津波がぶつかり、しぶきが立ち上がる光景を見てその迫力に震えるのです。

もう一方の「崖」は転げる傾斜もないほどほぼ垂直に落ちてしまいそうなせり立つ形状の崖を指します。

「絶壁」は自然が作り出した険しさが見られる壁面を指す言葉ですが、「崖」は切り立つ所を指す言葉です。

「絶壁」の例文

・『今までに見たこともない険しい絶壁に辿り着いた』
・『絶壁から見る夕日は一段と魅了する美しい光景であった』

「崖」の例文

・『追い込まれた犯人が50mの崖下に落ちて大怪我した』
・『行き止まりと書かれてある先を見ると、そこは崖だった』

まとめ

状況としてはとても険しい場所を指す言葉になりますが、画像を見たり、実際に目で見ればその違いが何か分かるでしょう。

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