この記事では、「16ビート」と「8ビート」の違いを分かりやすく説明していきます。
「16ビート」とは?
16ビートとは音楽におけるリズムの一種で、4分の4拍子で16分音符が基本となるビートとのことをいいます。
1小節を16で数えるものです。
ビートには4ビートや8ビートがありますが、16ビートはそれらよりも数が多いです。
そのため細かい音まで再現することができますが、テンポが速いとドラムで演奏するのが難しくなります。
16ビートは1960年代頃に誕生したとされ、フュージョンやファンクといった音楽のジャンルでよく用いられていました。
日本で普及したのは、1980年代に入ってからです。
「8ビート」とは?
8ビートも音楽のリズムの一種で、4分の4拍子で8分音符を基本としたビートになります。
幅広いポピュラー音楽で用いられており、特にロックで使われています。
1小節を8つで数えるものです。
また、8Feel(エイトフィール)と呼ばれることもあります。
8ビートでは、基本的に2拍目と4拍目にアクセントがつきます。
「16ビート」と「8ビート」の違い
ビートは音楽におけるリズムのことをいい、ドラム・ビートと呼ばれることもあります。
ビートには4ビートや8ビート、16ビートといった種類があり、1小節を4つで数えるのが4ビート、8つで数えるのが8ビート、16で数えるのが16ビートになります。
基本となるビートは4ビートで、最も簡単です。
8ビートはロックを始めとするポピュラー音楽でよく使われるもので、16ビートは8ビートの2倍の音の数があります。
16ビートは8ビートよりも音の数が多いので細かい音まで表現できますが、その分ドラムなどでは演奏が難しくなります。
まとめ
16ビートも8ビートも音楽のリズムの一種です。
4分の4拍子で16分音符が基本となるのが16ビートで4分の4拍子で8分音符が基本となるのが8ビートになります。