「ロバ」と「ポニー」には、どのような違いがあるのでしょうか。
この記事では、「ロバ」と「ポニー」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ロバ」とは?
「ロバ」は、哺乳類奇蹄目ウマ科ウマ属のロバ亜種の総称です。
つまり、ウマ科ウマ属に属しロバ亜種という品種を指す言葉になります。
馬とは遺伝子的に言えば97%も一致し、先祖も馬と同じ「ヒラコテリウム」になります。
世界では家畜として広く飼われており、物資の運搬などを担っています。
体格は体高0. 8メートルから1. 6メートルで、馬の体高1. 4メートルから1. 8メートルに比べると小さくなる点が馬との違いとなる大きな特徴です。
「ポニー」とは?
「ポニー」は品種を指す名前ではなく、体高の違いにより称される名前になります。
体高が1. 47メートル以下の馬を「ポニー」と呼ぶことから、「ポニー」の品種を答えるならばウマ科ウマ属になります。
47メートル以下ならば「ポニー」と呼ぶことができるため、同じ「ポニー」でも馬の体高が4メートルから8メートルになることを踏まえると、馬と変わりない大きさの「ポニー」も存在することになります。
「ロバ」と「ポニー」の違い
「ロバ」と「ポニー」には、明確な違いがあります。
「ロバ」は、哺乳類奇蹄目ウマ科ウマ属のロバ亜種の総称になることに対し、「ポニー」は品種を指す名称ではなく、体高1. 47メートル以下の馬であれば、品種など関係なく「ポニー」と呼ぶことが可能です。
正式な品種名なのか。
それとも、呼び名なのか。
その点に大きな違いがあります。
そのため、「ロバ」でも、体高が1. 47メートル以下ならば「ポニー」と呼ばれることがあります。
また、「ロバ」や「ポニー」よりも大きなイメージのある馬でも、体高1. 47メートル以下であれば、その馬も「ポニー」と呼ばれることがあるということです。
まとめ
以上のように、品種名なのか。
それとも、呼び名なのか。
といった違いがある2つの言葉になります。