「じーっ」と「じっと」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「じーっ」と「じっと」の違いとは?違い

この記事では、「じーっ」「じっと」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「じーっ」とは?

人の顔をずっと見る様子を表すとき「じーっ」といった使い方をします。

一点に目を向けて、集中しては見つめる様子を伝える言葉であり、かなり興味を示しては見つめる様を表す言葉です。

「兄は弟の頭をじーっと見ていた」というように、何か付いているとき、それは何か理解するため時間をかけて視線を送ります。

視線を送るときはただひたすら黙ったまま目を向けるのです。


「じっと」とは?

真っ直ぐ相手の顔を見つめながら追うという様を表す言葉が「じっと」です。

「じっと相手の様子に目を向ける」といえば、凝視してどのような動きをするか見届けます。

それだけ気になるとき、人はその後の様子を見たいとの思いを行動にして見せるのです。

目を向けるときはずっとその場から動かずに、相手へ目線を向けて考えます。

また、その場から「じっと」動かずに物事を考え込む様子も伝えられる言葉です。


「じーっ」と「じっと」の違い

ここでは「じーっ」「じっと」の違いを、分かりやすく解説します。

体を少しも動かさずに人の顔や姿に目を向けて見る様子を「じーっ」といいます。

視線を他に向けず、ただひたすら相手の様子を見るという動作を指すのです。

もう一方の「じっと」は、その場から動かずそのままの状態で人の動きを見る様子を指します。

また、敵に入られないように門の前で「じっと」立ち尽くして阻止するため動かないようにするという行動を表す言葉にもなるわけです。

「じーっ」の例文

・『猫が天井をじーっと見ていたので、何かいるのか気になる』
・『姉は妹の顔をじーっと見ていたかと思うと、いきなり頬を打った』

「じっと」の例文

・『家族と話さない兄は、いつも窓側に座ってじっとしている』
・『仕事の失敗は何が原因か彼女はじっと考え込んでいた』

まとめ

「じ」は同じ言葉ではありますが、使い方が異なります。

どのような動きを見せる人に使えばいいか自分なりに考えて使ってみるといいでしょう。

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