この記事では、「お口に合う」と「好みに合う」の違いを分かりやすく説明していきます。
「お口に合う」とは?
「お口に合う」は「おくちにあう」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「食べ物の味が自分の味覚に調和していて、美味しいと思うこと」という意味です。
2つ目は転じて、「ある物への興味や関心が自分の感性と一致していて、良いと思うこと」という意味です。
「お口に合う」の言葉の使い方
「お口に合う」は慣用句として「お口に合えば幸いです」「お口に合うかどうかわかりませんが」などと使われます。
「お口」の「お」は尊敬語・美化語の接頭辞、「口」は「体の器官のくち」から転じて「味覚」「嗜好」という意味、「合う」は「二つのものが一致する」「よく調和する」という意味、「お口に合う」で「その人の味覚によく調和すること」、転じて「その人の嗜好と一致すること」になります。
基本的に、その人の気に入るかどうかであり、美味しいかまずいかという基準を表す言葉ではありません。
「好みに合う」とは?
「好みに合う」は「このみにあう」と読みます。
意味は、「その人の好き嫌いの傾向にぴったり一致して、良いと思うこと」です。
その人が見たり聞いたり味わったりして、「おもしろい」「興味がある」「美味しい」など肯定的に感じることを表します。
「好みに合う」の言葉の使い方
「好みに合う」はビジネスだけではなく、日常でも「好みに合う・合った」「好みに合う服」などと使われます。
「好み」は「好きなものの傾向」「物を選ぶときの希望や注文」という意味、「合う」は「二つのものが一致する」「よく調和する」という意味、「好みに合う」で「好きなものの傾向が一致すること」になります。
基本的に、こちらもその人が気に入るかどうかであり、良いか悪いかという基準を示す言葉ではありません。
「お口に合う」と「好みに合う」の違い
「お口に合う」は「その人の味覚によく調和すること」、転じて「その人の嗜好と一致すること」です。
「好みに合う」は「好きなものの傾向が一致すること」です。
まとめ
今回は「お口に合う」と「好みに合う」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。