この記事では、「お歳暮」と「お年賀」の違いを分かりやすく説明していきます。
「お歳暮」とは?
年の暮れと書く「歳暮」。
「歳暮」には、年の暮れ、年末、歳末、といった意味があります。
この「歳暮」に「お」を付けた「お歳暮」はお世話になった方々へ年末に贈り物をすることを意味します。
必ずしも誰かに贈らなければならないといったことはありません。
自分自身がこの1年、お世話になったと思う人に対し感謝の気持ちを込めて贈る贈り物が「お歳暮」です。
一般的には親戚や親、会社関係者などが多くなりますが、最近では1年間頑張った自分に対して「お歳暮」を購入する人も増えています。
また、「お歳暮」の場合、何を贈るといった決まりもなく相手に喜んでもらえそうなものを選び贈ります。
金額においても贈る相手に応じて設定することとなります。
「お歳暮」を用いる言葉には、「お歳暮商戦」や「お歳暮ギフト」などがあります。
「お年賀」とは?
「お年賀」に「年賀」には、新年を祝うといった意味があります。
一般的に新年のご挨拶として用いられるものは「年賀状」ですが、実際にお正月にお世話になる人などに直接会って挨拶をする際、その際に「お年賀」を持参します。
「お年賀」の場合、「年賀状」とは異なり、お菓子や日用品などといった贈り物になります。
「お歳暮」と「お年賀」の違い
「お歳暮」と「お年賀」の違いを、分かりやすく解説します。
「お歳暮」と「お年賀」共にお世話になった人への贈り物といった共通点があります。
親戚や親、会社関係者などに贈ることが多い「お歳暮」と「お年賀」。
似たような品物を選び贈ることになりますが、その時期には大きな違いがあります。
「お歳暮」は年末に贈るもの。
「お年賀」は年始に贈るもの。
ほんの数日の違いでも年末と年始とでは大きく異なります。
また、「お歳暮」の場合は喪中の方にも贈ることは可能ですが、「お年賀」の場合は新年を祝うといった意味もあるため喪中の方には控える必要があります。
まとめ
以上のことに注意し、「お歳暮」と「お年賀」を使い分ける必要があります。