日本語を勉強している外国人の人たちにとって学習するのが難しい理由の一つは、日本語では同じ文字に対してたくさんの読み方があるということです。
例えば「音読み」と「訓読み」は明らかに違っています。
それでは、この「音読み」とはどういう意味でしょうか。
また、「中国語」とは、どう違うのでしょうか。
この記事では、「音読み」と「中国語」の違いを分かりやすく説明していきます。
「音読み」とは?
「音読み」とは、「おんよみ」と読み、日本語の漢字を読むときの読み方の一つを表す言葉です。
多くの場合は、「音読み」は中国の発音からきているものと言われています。
「中国語」とは?
「中国語」とは、「ちゅうごくご」と読み、基本的には現代の中国で使用されている言葉のことを表す言葉です。
多くの場合は標準語として位置付けられている「北京語」のことを示します。
「音読み」と「中国語」の違い
「音読み」と「中国語」の違いを、分かりやすく解説します。
この2つは、発音のルーツの話をしているという部分では同じですが、どこに違いがあるのでしょうか。
この2つの違いを最も簡単に説明するなら、「音読み」は基本的には昔の中国語の発音をもとにして広まった言い方であるということになります。
これは、例えば「日本」の「日」は日本語の音読みでは「にち」ですが、現代の中国では「リー」と発音します。
これでは全く違う言葉のようですが、実際には中国の唐の時代あたりまで使われていた古語では「日」は「ニット」のような発音でした。
これが日本に入ってきたということになります。
「音読み」の例文
・『音読みと訓読みは場合によって使い分けられます』
・『音読みと言っても同じ文字で複数ある場合も多いです』
「中国語」の例文
・『中国語といえば一般的には北京語のことです』
・『台湾の言葉は一般的な中国語とは違います』
まとめ
この記事では、「音読み」と「中国語」の違いを、解説してきました。
序文でも述べたように、これらの言葉は私たちの身近にあります。
この機会にこれらの正しい使い方を勉強しておきましょう。