複数のものに対して何かの法則が適用できるという場合に使う「いずれにも」と言う言葉がありますが、「いずれも」とはどう違うのかということが気になる人も多いでしょう。
それでは、この「いずれにも」とはどういう意味でしょうか。
また、「いずれも」とは、どう違うのでしょうか。
この記事では、「いずれにも」と「いずれも」の違いを分かりやすく説明していきます。
「いずれにも」とは?
「いずれにも」とは、「何にも」とも書き、文字通り、複数の対象の「どれにも」と言う意味で使われる言葉です。
「何にも」と書くことからわかるように、これには「何に対しても」という意味があります。
「いずれも」とは?
「いずれも」とは、「何も」とも書き、文字通り、複数の対象の「どれも」と言う意味で使われる言葉です。
意味としては「どれにも」というものです。
「いずれにも」と「いずれも」の違い
「いずれにも」と「いずれも」の違いを、分かりやすく解説します。
この2つは、「複数の対象に同じような」と言う意味で使われるという部分では同じですが、どこに違いがあるのでしょうか。
この2つの違いを最も簡単に説明するなら、その対象に「対して」と言う意味が含まれているのが「いずれにも」であり、単純に「どれにも」と言うニュアンスしかないのが「いずれも」と言うことになります。
この違いは、どういう品詞に繋がるかでもわかり、「いずれにも」に続くのは動詞が来ることが多いですが、「いずれも」に続くのは名詞や個別の文章ということです。
「いずれにも」の例文
・『大人と子供のいずれにも適用されます』
・『この商品は本店と支店のいずれにも置かれています』
「いずれも」の例文
・『これらの製品はいずれも来週から販売予定です』
・『スマホとPCはいずれもコンピュターです』
まとめ
この記事では、「いずれにも」と「いずれも」の違いを、解説してきました。
序文でも述べたように、これらの言葉は私たちの身近にあります。
この機会にこれらの正しい使い方を勉強しておきましょう。