この記事では、“child”と“kid”の違いを分かりやすく説明していきます。
「child」とは?
“child”の主な意味は4つあります。
1つめは子どもです。
13、14歳以下の人のことや、親に対しての子を意味しています。
2つめは、子どもじみた人、幼稚な人です。
子どもは大人と違い、我慢ができないことがあります。
そのため、自分の思い通りにしようとしたり、すぐに癇癪を起こしたりすることがあります。
こういった行動を大人がすると、子どもじみた人、幼稚な人と思われてしまいます。
3つめは子孫です。
通常“children”の形で使用をします。
子孫とは、血を受け継いで生まれたきたもののことです。
子や孫などのことを指しています。
親や祖父母などのことではありません。
これら自分よりも前の世代の血のつながった人は祖先といいます。
4つめは、申し子、落とし子です。
申し子とは、神仏に祈って授かった子のことです。
落とし子は、正式な妻以外に女性に産ませた子です。
「child」の使い方
子どもという意味で使用をします。
子どもといってもさまざまな意味があり、13、14歳以下の子という意味で使ったり、子孫という意味で使ったりします。
数えられる名詞です。
「kid」とは?
“kid”には名詞・動詞・形容詞の意味があります。
名詞の主な意味は3つです。
1つめは子どもです。
“kid”が指す子どもには、年齢の定めはありません。
呼びかけるときに使われると、坊や、若いのという意味になります。
2つめは仔ヤギ、カモシカなどの子です。
仔ヤギの意味では、1歳未満のものを指しています。
3つめは爆撃機の副操縦士です。
動詞では、ヤギなどが子を産むという意味になります。
形容詞の意味は、キッド革製の、年下のです。
キッド革とは、仔ヤギから作られた革です。
薄くて丈夫な特徴があります。
手袋や靴などに使用されます。
「kid」の使い方
子どもの意味では日常的に使われています。
仔ヤギやそれから作られる革の意味でも使用されます。
形容詞で使用するときは、他の語を修飾する形になります。
キッド革製のとするときは、“kid”の後に何の製品なのかを表す語などがきます。
「child」と「kid」の違い
どちらの言葉にも子どもという意味がありますが、やや意味合いが異なります。
“child”は14歳以下の人を指しています。
また、14歳以下の人のような様子という意味で、子どもっぽい人の意味にもなります。
“kid”は日常的な呼びかけとして使われることが多いです。
坊や、若いのといった呼びかけでも使われます。
“child”とは異なり、年齢は定められていません。
まとめ
子どもという意味が共通している2つの言葉ですが、14歳以下という意味の子どもなのか、若者という意味の子どもなのかという点に違いがあります。
また、“kid”にはヤギの子どもという人間以外の動物の子どもの意味もあります。