昭和の時代には、入学試験の発表は、発表日にその学校に行って確認する必要がありました。
また、就職の面接の結果に関しても書面で届くのを待つ必要がありました。
しかし、現在ではどちらもメールで来るのが普通になっています。
便利ですが、ワクワク感は削がれているのではないでしょうか。
それでは、この「来る」とはどういう意味でしょうか。
また、「來る」とは、どう違うのでしょうか。
この記事では、「来る」と「來る」の違いを分かりやすく説明していきます。
「来る」とは?
「来る」とは、いうまでもなく、何かが向こうからやってくるということを表す言葉です。
英語では「come」に相当するものです。
「來る」とは?
「來る」とは、いうまでもなく、何かが向こうからやってくるということを表す言葉です。
前述の「来る」との明確な違いに関しては次の項で詳しく説明します。
「来る」と「來る」の違い
「来る」と「來る」の違いを、分かりやすく解説します。
この2つは、何かが来るという意味で使われるという部分では同じですが、どこに違いがあるのでしょうか。
この2つの違いを最も簡単に説明するなら、基本的には「來る」という文字は「来る」の旧字体であるということだけの違いであると言えるでしょう。
したがって、「來る」の方をわざわざ使うということはあまりないのですが、「きたる」と読ませたいときにこちらを使うということはあります。
また、同じ意味を持ち「ライ」と発音する中国語は「來」の方です。
「来る」の例文
・『明日にはメールが来るはずです』
・『その品物の請求書が来ると思います』
「來る」の例文
・『ようよう明けて來るころ』
・『往く年來る年というのは昔の表現です』
まとめ
この記事では、「来る」と「來る」の違いを、解説してきました。
序文でも述べたように、これらの言葉は私たちの身近にあります。
この機会にこれらの正しい使い方を勉強しておきましょう。