「常套句」と「決まり文句」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「常套句」と「決まり文句」の違いとは?違い

最近は、多くの人たちが自分で撮った動画をYouTubeなどの場で簡単に公開できるようになっています。

そんな動画配信の中で、どんな人も必ず使っている「常套句」「チャンネル登録、いいねボタンお願いします」というものですが、いい加減聞き飽きたという人も多いでしょう。

それでは、この「常套句」とはどういう意味でしょうか。

また、「決まり文句」とは、どう違うのでしょうか。

この記事では、「常套句」「決まり文句」の違いを分かりやすく説明していきます。

「常套句」とは?

「常套句」とは、「じょうとうく」と読み、一般的には「そのシチェーションで必ず使われる言葉」という意味で使われます。

「常套」とは「常套手段」などにも使われているように「常に当たり前の」という意味になります。


「決まり文句」とは?

「決まり文句」とは、文字通り、その時にはいつも使われている言葉や表現のことを表す言葉です。

表現がちょっとややこしくなっていますが、要は、「毎回聞くんだよね」という言葉のことです。


「常套句」と「決まり文句」の違い

「常套句」「決まり文句」の違いを、分かりやすく解説します。

この2つは、「その時にはいつも使われる言葉」であるという部分では同じですが、どこに違いがあるのでしょうか。

この2つの違いを最も簡単に説明するなら、言葉の響きとして、「常套句」の方が堅い印象があるのに対して、「決まり文句」の方が柔らかく、話し言葉で使いやすいというだけのことです。

根本的な意味は全く同じです。

したがって、同じ文章の中で入れ替えて使っても意味は通じます。

「常套句」の例文

・『あなたの話は常套句ばかりで面白くありません』
・『「今だけです」というのが詐欺常套句です』

「決まり文句」の例文

・『「チャンネル登録お願いします」はYouTubeの決まり文句です』
・『「ノークレームノーリターン」がフリマサイトの決まり文句です』

まとめ

この記事では、「常套句」「決まり文句」の違いを、解説してきました。

序文でも述べたように、これらの言葉は私たちの身近にあります。

この機会にこれらの正しい使い方を勉強しておきましょう。

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