この記事では、「口コミ」と「レビュー」の違いを分かりやすく説明していきます。
「口コミ」とは?
口コミとは、消費者の商品やサービスに対する感想や意見、批評などをいいます。
元々は口頭でのコミュニケーションという意味で、マスコミをもじって生まれた言葉です。
友人や知人同士など小規模なコミュニティで伝わる情報のことを指していました。
インターネットの普及と共に大きな影響力を持つようになります。
インターネットのショッピングサイトには、実際に商品を購入した人の口コミが掲載されていることが多いです。
「レビュー」とは?
レビューとは、商品を購入したりサービスを利用したりした際の感想や論評のことをいいます。
英語のreviewをそのまま日本語読みした言葉で、reviewには「批評する、再考する、見直し」といった意味があります。
ショッピングサイト等では消費者の声をレビューやカスタマーレビューとして紹介していることもありますし、書物に対する論評である書評のことをブックレビューと呼んだりもします。
また、学術的な分野では、文献を探索することをレビューと呼んでいます。
「口コミ」と「レビュー」の違い
口コミもレビューも、商品やサービスに対する消費者の声のことを指しています。
同じ意味で用いられていることが多く、ショッピングサイトによっては口コミとしているところもありますしレビューとしているところもあります。
ただし、口コミは元々小規模なコミュニティでの人から人に伝わる情報のことを指していたので、信頼性の薄い噂話なども含まれます。
それに対してレビューは、実際に体験したことに基づいた意見を指しています。
人から話を聞いたなど、曖昧な情報は含まれません。
まとめ
口コミもレビューも商品やサービスに対する消費者の声ですが、口コミには噂話など曖昧な情報も含まれています。
レビューは実体験に基づいた意見を指します。
