この記事では、「ガッテム」と「シット」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ガッテム」とは?
「ガッテム」とは、「イライラした時や、腹が立った時に、思わず口から出る言葉」です。
具体的には「ちくしょう」「くそっ」など、苛立ちと怒りの混ざったものです。
人に対して言い放つものではなく、自分自身に対する行き場のない怒りを表しています。
「ガッテム」の言葉の使い方
「ガッテム」は感嘆詞として使われます。
英語の「Goddamn」が日本語化した言葉で、発音は「ガッデン」に近くなります。
「God」は「神」という意味、「damn」は「神が人間を地獄に落とす」「天罰が下る」という意味、「God damn it. 」を省略した言葉で、「神から天罰が下されよ」という意味から変化したものと言われています。
日本では、プロレスラーなどがキャラづくりとして使っていますが、非常に悪い言葉ですので、海外で使ってはいけません。
「シット」とは?
「シット」は、「イライラした時や、重要なことに後から気づいた時に、思わず口から出る言葉」です。
具体的には「しまった」「ちくしょう」など、苛立ちと悔しさの混ざったものです。
こちらも人に対してではなく、自分自身への不満を表しています。
「シット」の言葉の使い方
「シット」は感嘆詞として使われます。
英語の「shit」が日本語化した言葉で、「排泄する」から転じて「最低のもの」、嫌悪・軽蔑・失望の意の「くそ・ちくしょう」という意味です。
こちらは上で紹介した「Goddamn」よりもやや怒りの度合いが低いニュアンスがあります。
ただし、非常に良くない言葉ですので、ネイティブでない人が使ってはいけません。
「ガッテム」と「シット」の違い
「ガッテム」は「ちくしょう」「くそっ」など、苛立ちや怒りを感じた時に出る言葉です。
「シット」は「ちくしょう」「しまった」など、苛立ちや悔しさを感じた時に出る言葉です。
まとめ
今回は「ガッテム」と「シット」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。