この記事では、「好きぴ」と「彼氏」の違いを分かりやすく説明していきます。
「好きぴ」とは?
「好きぴ(すきぴ)」とは、若者が「自分の好きな人」を指す時に使う言葉です。
これは「好き」と人々を意味する「people(ピープル)」の頭文字「ピ」を組み合わせた造語で、文字が表す通り「好きな人々」を表します。
恋愛感情を抱いている相手を指すこともありますが、どちらかというと「お気に入りな人」というニュアンスが強く、片思いの相手、友だち、推している芸能人やキャラクターなどに広い対象に向けて使われることが一般的です。
「彼氏」とは?
「彼氏(かれし)」とは、恋愛対象として交際している特定の男性を指す言葉です。
いわゆる「恋人」のことで、相手が女性の場合は「彼女(かのじょ)」といいます。
この言葉は、両想いになっている男性を指す「彼」に「氏」を付けた造語です。
「彼」と意味は変わりませんが、「彼氏」のほうは口語的で、「彼」よりもカジュアルな言い回しになります。
「好きぴ」と「彼氏」の違い
「好きぴ」と「彼氏」の違いを、分かりやすく解説します。
「好きぴ」は「好きなピープル」を略して作られた若者言葉で、自分の好きな人、お気に入りな人たちを指す時に使われます。
一方、「彼氏」は恋人として交際している男性を指します。
恋愛感情を持つ相手に限らず、友だち、知人、キャラクターや芸能人など、とにかく自分が好意を持っている相手ならば「好きぴ」にあたります。
対して「彼氏」という呼び方は両想いになっている相手にしか使うことができません。
広義には「彼氏」も好きな人なので「好きぴ」ともいえますが、「好きぴ」は相手が自分をどう思っているかに関係なく好意を持っている相手というニュアンスがあり、すでに両想いになっている男性は「彼氏」と呼ぶほうがしっくりきます。
「好きぴ」の例文
・『好きぴだけで集まってワイワイ遊ぶのが好きだ』
・『同じクラスの好きぴに告白したら両思いになることができた』
「彼氏」の例文
・『やさしい彼氏ができたので毎日がハッピーだ』
・『彼氏とおそろいのTシャツを着る』
まとめ
「好きぴ」はお気に入りな人のこと、「彼氏」は両想いになっている男性のことです。
「好きぴ」は、恋愛感情を持っている相手のほか、友達や推している芸能人に対しても使うことができますが、「彼氏」は恋人を指す時にしか使えないところが両者の違いとなっています。