「薄い」と「淡い」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「薄い」と「淡い」の違いとは?違い

この記事では、「薄い」「淡い」の違いを分かりやすく説明していきます。

「薄い」とは?

「薄(うす)い」には、いくつかの意味があります。

物の厚さが少ない、味や色、光などが濃くない、密度や濃度が高くない、または感情、関係、利益、可能性が少ないことや乏しいことなどを表しています。

「薄い」と意味が似ている語には、「味気ない」「薄っぺらい」「希薄」などがあります。

そして、「薄い」は英語で「thin」「diluted」「weak」などと表記します。


「淡い」とは?

「淡(あわ)い」とは、色や味などがあっさりしていることを意味しています。

また、物の輪郭などがはっきりせず、ぼんやりしていることを表しています。

さらに、「わずかな」「少しの」「はかない」などの意味もあります。

「淡い」と似た意味の言葉には、「おぼろげ」「柔らかい」「ほのか」などが挙げられます。

そして、「淡い」の英語表記には「pale」「paly」「fleeting」「faint」「hueless」などがあります。


「薄い」と「淡い」の違い

「薄い」「淡い」の違いを、分かりやすく解説します。

「薄い」「淡い」はどちらも、「濃くない」ことを意味しています。

さらに「薄い」は厚みがないことや利益、可能性などが少ないことも表しています。

一方、「淡い」は、ほのかな状態や程度を表しています。

「薄い」「淡い」には、これらのような違いが見られます。

「薄い」の例文

・『今日はいつもよりも、味噌汁の味が薄く感じられた』
・『食材を薄くスライスする』

「淡い」の例文

・『彼は彼女に、淡い期待を寄せているようだ』
・『淡い色をパステルカラーとも言います』

まとめ

今回は「薄い」「淡い」の意味や違いなどについてご紹介してきました。

「薄い」「淡い」、それぞれの言葉の意味や違いを知ることで、より適切に使えるようになるでしょう。

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