「マドラスチェック」と「タータンチェック」の違いとは?分かりやすく解釈

「マドラスチェック」と「タータンチェック」の違いとは?違い

この記事では、「マドラスチェック」「タータンチェック」の違いを分かりやすく説明していきます。

「マドラスチェック」とは?

マドラスチェックとはにじんだような色合いが特徴のチェック柄で、インドの南東部にあるマドラスという港町が発祥とされます。

現在、マドラスはチェンナイという都市名に変わっています。

昔は草木染めをした糸を使って織り、水洗いする方法で作られていました。

そのため独特のにじみがあったのです。

現在は技術の進化もあってにじむことはなくなりましたが、意図的ににじみや色落ちを表現する場合もあります。

また、マドラスチェックは、黄色やオレンジ色、緑色など極彩色を使っているのが特徴です。

格子は大きめになっています。


「タータンチェック」とは?

タータンチェックとは、太さや色が違う異なる線を格子状に重ねたチェック柄のことをいいます。

イギリスのスコットランドが発祥とされ、日本では碁盤縞と呼ばれることもあります。

スコットランドの民族衣装にはよく見られる柄です。

タータンチェックはチェック柄の中では代表的な存在で、様々なファッションブランドがタータンチェックを取り入れています。

スコットランドでは単にタータンと呼んでおり、スコットランド・タータン登記所によってパターンが登録されています。

登録されていないものは、タータンと名乗ることはできません。


「マドラスチェック」と「タータンチェック」の違い

マドラスチェックはインド発祥のチェック柄で、タータンチェックはイギリスのスコットランド発祥のチェック柄です。

マドラスチェックはカラフルな色使いをしているのが特徴で、格子は大きめで不規則に交差しています。

にじんでいるような風合いに作られています。

タータンチェックも比較的大きな格子柄ですが、太さや色などは様々です。

スコットランド・タータン登記所に登録されているものだけがタータンと名乗れます。

まとめ

マドラスチェックはインド発祥で、タータンチェックはイギリスのスコットランドが発祥です。

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