マゼンタもピンクも花の色が由来?
この記事では、「マゼンタ」と「ピンク」の違いを分かりやすく説明していきます。
「マゼンタ」とは?
『Canon』『EPSON』プリンターの4色、6色にも存在しているのが「マゼンタ」です。
色合いについては濃いピンク色だと思っている方も言って多いのではないでしょうか。
しかし実際の「マゼンタ」は赤紫色を指します。
また別名は「フーシャピンク」とも言われており、女性にはリップやネイルの人気色として認知度が高いはずです。
「フクシア」の花の色がその由来。
ただし「フーシャピンク」でも色合いの濃淡は存在し、いわゆるメーカー独自のカラー名で呼ばれる事も多く「○○ローズ」や「○○ピンク」は定番の呼称とも言えるでしょう。
「ピンク」とは?
基本的な定義は赤色と白色を混ぜ合わせた明度が高く彩度が低い赤と言っていいでしょう。
とはいえ明暗・濃淡ふくめ広義で考えると多数の色合いとそれぞれの名称があると言えます。
例えば日本語では果物の桃からくる「桃色」英語の語源通りの「撫子色」は元より日本に由来の深い木である「桜色」等呼称は多数存在。
バラから派生した「ローズピンク」や鮭から派生した「サーモンピンク」など「ピンク」としても表現方法は千差万別です。
また6色インクの1色として知られる「ライトマゼンタ」は広義的にはピンクだと言っていいでしょう。
「マゼンタ」と「ピンク」の違い
「マゼンタ」と「ピンク」の違いを、分かりやすく解説します。
「マゼンタ」の語源は「フクシア」の花の色で赤紫色を指し、別称は「フーシャピンク」と呼ばれ広義的には「ピンク」として扱われる場合がほとんどでしょう。
「ピンク」は英語で「ナデシコ」の花の意味合いを持ちます。
具体的には明度が高く彩度が低い赤の定義があります。
明暗、濃淡で呼称は千差万別だと言っていいでしょう。
RGBカラーモデルでは明確に違いが見られます。
しかし固有名のある色であっても一般的にはピンクで総称的に使われる場合がほとんどです。
まとめ
「マゼンタ」は「フクシア」の花の色を指しており、別称は「フーシャピンク」で広義的には「ピンク」に含まれます。
「ピンク」は「ナデシコ」の花の色が由来で「撫子色」とも呼ばれます。
定義は明度が高く彩度が低い赤ですが、その色合いは千差万別。
RGBカラーモデルでは固有の番号がつけられたものでも広義的には「ピンク」と呼ばれるものが多いと言えます。
女性化粧品では独自の名称をつけたカラー名を採用しているものも多いため明確な違いを見つけるのは難しいと言えるでしょう。