この記事では、「詰め込む」と「押し込む」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「詰め込む」とは?
色々な物を1つの鞄に無理矢理入れるという行為を「詰め込む」【つめこむ】といいます。
詰めるという行為に焦点を当てた行為であり、「冷蔵庫に野菜を詰め込む」といった言い方して、隙間なく詰め込み閉じるといった状態を伝えるのです。
また、服は折り畳まず、そのまま入るだけたくさん入れます。
それほど1つの鞄に効率よく物を入れて持って行くのです。
「押し込む」とは?
鍵が閉まっているというのに、無理やり押し入るように中へ入ることを「押し込む」【おしこむ】といいます。
相手が中に入らないよう阻止しているのに、強引に中に入って意見を言うのです。
また、相手の動きを止めて連行するために中へ入って警察官が犯人を捕まえます。
このように、足をドアの中に押し込んで開けたり、ボタンを強く押して入るといった行動を指すのです。
「詰め込む」と「押し込む」の違い
ここでは「詰め込む」と「押し込む」の違いを、分かりやすく解説します。
たくさんの物をとにかく鞄の中や箪笥の引き出しに入れる行為を「詰め込む」といいます。
このような意味から、あるだけの料理をお腹に詰め込む」といった言い方して、あるだけ食べて満たすのです。
もう一方の「押し込む」は奥深くへと物をぎゅっと押すようにして入れてしまうので、無理に口の中に食べ物を入れるといった行為を指します。
「詰め込む」はいくつもの物を入れる行為を指しますが、「押し込む」は1つの物でも使われている言葉です。
「詰め込む」の例文
・『旅行のために購入した鞄に入るだけ下着を詰め込む』
・『ダンボール箱に靴を詰め込むと梱包して、宅配に出した』
「押し込む」の例文
・『箪笥の引き出しに服を押し込むと閉まらなくなった』
・『子供が使わなくなった靴下や下着を箱に押し込む』
まとめ
「込む」という言葉を使っていますが、詰めると押す行為にはまた違った意味があります。
どのような点に違いがあるかに注目しては使ってみましょう。